ホーム やまとの電気 ブレーカーがよく落ちる? 最適な契約容量を選ぼう

ブレーカーがよく落ちる?
最適な契約容量を選ぼう

あなたの電気の契約容量、その暮らしに合っていますか? 大きすぎるともったいない、小さすぎるととても不便。身の回りの機器と電気の使い方を見直して、ジャストな契約容量を選びましょう。

電気の使いすぎに注意

冬の朝の風景。あったかい布団をしぶしぶ抜け出し、起きる1時間前にエアコンのタイマーをセットしていたリビングへ移動。今朝は一段と寒いから電気カーペットもつけちゃおう。電気ストーブもスイッチオン。電気ケトルでお湯を沸かしている間、ドライヤーでヘアスタイルを整えて……。ブオオオオオオーーーー

\ バチン! /

すべての電気が止まってしまいました。原因は電気の使い過ぎ。同時にたくさんの電化製品を動かしたため契約容量を超え、ブレーカーが落ちてしまったのです。

かんまり

契約容量を超えないように注意が必要ですね

電気の使いすぎのほかに原因がある場合もありますので、以下の記事もご参照ください。
停電発生! どうしたらいい? 原因の確認方法と対処法(エネクリップ記事)


ところで、あなたは電気の契約容量をきちんと把握していますか?

契約容量を把握するにはコレを見よう

契約容量とは、同時に使用できる電気量のこと。例えば一般的な従量電灯プラン(基本料金+電力使用量に応じた料金)なら、20A(アンペア)、30A、40Aなどの契約容量が設定されています。

契約プランの容量は、毎月の検針票や請求書で確認できます。Web検針票やWeb明細書を採用している場合も同じです。

もしも従量電灯プランの容量30Aで契約していたら、合計30Aになるまでは電化製品を同時に使えるということ。契約容量が50Aの場合は同時に50Aまで。より多くの電気を同時に使うことができます。

かんまり

ただし契約容量が大きいほど基本料金も上がります

電化製品のアンペア数

契約容量=同時に使える電気量の上限ということがわかりました。ではその範囲でどのくらいの電化製品が使えるでしょうか。

以下は、東京電力エナジーパートナーがwebサイト上で発表している「主な電気機器のアンペアの目安」をもとに作成した表です。

参考サイト:東京電力エナジーパートナー 主な電気機器のアンペアの目安


アイロンやドライヤー、食器洗い乾燥機は意外と大きいです。掃除機は「弱」と「強」でけっこう変わります。 これは目安なので、実際に使っている機器を確かめてみましょう。

かんまり

どれどれ・・・・・・

かんまり

・・・・・・アンペア数が載っていない。


心配ご無用。ワット数がわかれば、以下の計算式でだいたいのアンペア数もわかります。

アンペア数(A)≒ワット数÷100
※100は一般的な家庭用の電圧が100Vであることに由来します。

お手持ちの電化製品のアンペア数を調べてみましょう。なんとなくでも「大きい」「そんなに大きくない」と感覚的にわかっていれば、「電子レンジとドライヤーを同時に使うとプレーカーが落ちてしまうかもしれないから、ドライヤーだけにしよう」と工夫できるようになります。

最適なプランでストレスなく電気を使おう

新しい機器を購入して電気の使用量が増えたり、逆に省エネ機器に替えたおかげで減ったり、あるいは子どもが独立したので以前ほど電気を使わなくなったりと、暮らしの変化は電気の使い方にも影響します。


頻繁にブレーカーが落ちるようなら契約容量を上げる必要があるかもしれません。しかしながら一般的に電気の基本料金は契約容量が大きいほど高くなります。電気の使い方を工夫することで解決できないか、ということも考えてみましょう。


一方、容量に対して最大使用量が明らかに少ない方は契約容量を下げて電気代を抑えるチャンス。自分に合ったプランを知るために、電力会社に相談してみましょう。現在契約中の電力会社以外も視野に入れて、料金やプランの内容を調べることをおすすめします。

かんまり

特に電気を使う時期を基準にして最適な容量を決めましょう

オリジナルプランでおトクな「やまとの電気」もご検討ください!

やまとの電気 Webページ
この記事を書いた人:かんまり

この記事をシェア!