今スグできる、節電対策!
電気の上手なつきあい方
もったいないからと、古くなった家電を使い続けていませんか?
実は古い家電を使い続ける方が、かえって“もったいない”かもしれません。
家電の省エネ化は毎年進んでいて、最新の省エネ家電に買い換えた方が、長い目でみるとオトクになる場合も。特にこれからのあつ〜い夏は電気代が気になるところ。今回は、財布にも環境にもやさしい最新の「省エネ家電」や「節電方法」についてしっかり学びたいと思います。
みちよ家では、結婚当初にまとめ買いしたものが一気に寿命をむかえそう…本当に早めの買い替えがベストか、チェックします!
まずは省エネ効果の高い
消費電力の大きい家電を学ぼう
少し古いデータになりますが、資源エネルギー庁が示す“平成22年度省エネルギー政策分析調査事業 「家庭におけるエネルギー消費実態について」”のうち、2009年家庭部門の世帯あたり電気使用量の内訳を見ていきましょう。
これによると、1位は冷蔵庫(14.2%)、2位は照明器具(13.4%)、3位はテレビ(8.9%)、4位はエアコン(7.4%)、続いて、電気温水器(5.4%)、エコキュート(3.8%)、食器洗い乾燥機・電気便座(3.7%)、電気ポット(3.2%)となっています。上位4位までで、家庭の消費電力量の約半分を占めていますね。
冷蔵庫やエアコンが消費電力量が大きいのは予想通り。個人的には照明器具が2位なのが意外でした。
最新型の家電の省エネ効果は?
今すぐできる節電ポイントも!
消費電力の大きい上位4位までの家電ごとに、最新型に買い換えた場合の省エネ効果をチェックしましょう。あわせて買い替えなくても、今すぐできる節電ポイントも調査しましたので、ぜひ実践してみてください。
◎冷蔵庫
point
●設定温度は適切に
●冷蔵室は余裕をもたせて詰め込みすぎない
●冷凍室は隙間なく入れる
◎照明器具
point
●使わない時はこまめに消し、点灯時間を短く
●ランプやカバーをきれいに保つ
◎テレビ
point
●部屋の明るさに合わせて画面の明るさを調整する
●見ていない時はこまめに消す
◎エアコン
point
●扇風機と併用する
●2週間に1度はフィルターを掃除する
●風向きを暖房は下向き、冷房は水平に
●カーテンで窓からの熱を防ぐ
●夏は帰宅後に換気をしてから冷房をつける
最新の「省エネ家電」が気になってきた方へ。
こちらでもチェックできますよ。
手間も費用も最小限!
電気料金契約の見直しで電気代節約
節電テクニックを頭では分かっていてもつい忘れがちな方や、今すぐに家電買い替えがむずかしい方におすすめは「電気料金契約の見直し」です。方法は2つ。
❶契約会社そのままに契約プランを変更する
❷契約会社を見直す
まずは現在の電力契約会社で、適切な契約プランを相談するといいでしょう。その時あわせて行いたいのが「新電力会社」での電気料金シミュレーション。現在は2016年4月の電力自由化によって、一般家庭でも自由に電力会社をえらべるようになっています。新電力会社各社では無料で利用できる電気料金プランのシミュレーションが用意されていることがほとんど。ぜひ活用して、どれくらい電気代が節約できるか確認しましょう。毎日コツコツ節約するよりも、大きく節約できるかもしれません。
やまとでも電気料金シミュレーションができます! ご自宅に届いている検診票をお手元にご用意しておくとスムーズですよ。
詳しいやり方などは、広報かんまりがこちらでもご紹介していますよ。
それではみなさま、ぜひ実践してすばらしい省エネライフをお送りください!