ホーム やまとのヒト・コト 【デザイン制作裏話】メッセージに込めた思い02

【デザイン制作裏話】メッセージに込めた思い02

前回の記事では年末年始にやまとが発信したメッセージ、とくにビジュアルに込めた想いを解説しました。今回はコピーに込めた想いについてご紹介させてください。

前回の記事はこちら

「Start! Reduce CO2」とカーボンニュートラル

やまとが何を目指し、何をしているのか。それを語るのに「カーボンニュートラル」は外せません。やまとが掲げるミッション「持続可能な電気エネルギーを、スタンダードに。」もまさに、「カーボンニュートラル」を体現するためのもの。

温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」の実現にむけて、世界中でさまざまな取り組みが行われています。日本では、2030年に2013年度と比較して温室効果ガスを46%削減することが目標に、そしてその先の2050年には全体としてゼロにすることが表明されいます。

みちよ

「全体としてゼロにする」というのは、温室効果ガスの「排出量」 から、植林や森林管理などによる「吸収量」を差し引いて「実質的にゼロ」を指しています

もっとカーボンニュートラルについて知りたい方は、過去記事でおさらい!

「カーボンニュートラル」実現のためには、企業と国民一人ひとりの取り組みが不可欠。そこでやまとが実現のための手段として選んだのが「再生可能エネルギー」です。暮らしに欠かせない電気エネルギーを、CO2を排出しない再生可能エネルギーに置き換えることができれば、そしてそれが当たり前の社会になれば、カーボンニュートラルの実現に大きく近づくことができると信じているからです。

改めて「Start! Reduce CO2」にもどります。直訳すると、「CO2排出削減を始めよう!」ですが、どのような思いからこのコピーが生まれたのか聞いてきました。

みちよ

コピー制作者のかんまりさん!このコピーにこめた思いを教えてください!

かんまり

このコピーの背景には、大和電機グループにカーボンオフセットの会社 ガイア・エンバイロンメント(Gaia Environment)が合流したことがあります。

かんまり

新年の幕開けと、「カーボンオフセット」サービスの展開というやまとの新しい局面の幕開け、ここからあたらめてカーボンニュートラル実現への動きを加速させたいとの意味をこめて「Start!」という言葉を選びました!

みちよ

太陽をモチーフにしたグループロゴと相まって、新年にふさわしいコピーですね。ありがとうございます!

やまとが企業を後押し。企業にあったカタチで。

やまとは、やまと自身で再生可能エネルギーをつくりだすだけでなく、カーボンニュートラルを実現したい、カーボンニュートラルに貢献したい企業の後押しもしています。太陽のエネルギーを各家庭で電気として利用するための太陽光発電システムの販売・施工はもちろん、今では太陽や地熱、バイナリーなど再生可能エネルギーを利用した発電所の建設を多く手掛けていることは前回もお話しした通り。

これまでの知見と経験をつかって、自社以外でも企業の太陽光発電所を建設する、事業所に太陽光発電システムをつける、という再生可能エネルギーそのものをつくる・つかうを後押ししてきましたが、ほかにも企業それぞれに合ったカタチをご提案しています。

エネルギーをかしこくつかう「省エネ化」もそのひとつ。事業所の電気設備や空調設備を省エネ設備にする、照明器具をLED照明にする提案から施工も多く手掛けています。ほかにも、エネルギーをためて使う「蓄電池」や「V2H」の導入のなども。そして最近は、環境価値のついた実質再エネ100%かつCO₂排出量ゼロの電気をお届けする「Eneseed」や、「カーボン・オフセット」サービスへの注目も高くなってきています。

環境価値ってなにという方はこちらの記事で。 やまとの再エネ100%電力供給オプション「Eneseed」についてはこちらの記事で!

わたしたちは、サステナブルエナジーカンパニーです。

2021年には50周年を迎え、その間にたくさんの人と会社が集まって、さまざまな事業を展開している大和電機グループ。それぞれの歴史と色を大切にしているからこそ、「大和電機グループって?」をひと言で言い表すのはむずかしい。でも最近はこうお伝えしています。

わたしたちは、電気で未来を明るく変える、サステナブルエナジーカンパニーです。

グループの企業と一人ひとりが歩んできた道も、もっているスキルもバラバラだけど、目指すべき方向は同じ。持続可能な未来にむかって、それぞれができることを考えて、一歩ずつ前へ。そんな想いが伝わりますように、とつくりました。
ぜひまた、いろいろな場所や、いろいろなシーンで、大和電機グループを見かけたら思い出してくれるとうれしいです。

この記事を書いた人:みちよ

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