ホーム エネルギー 知る、学ぶ。「地熱発電」

知る、学ぶ。
「地熱発電」

日本には現在、110もの活火山があります。「地熱発電」はこの地下、マグマの熱エネルギーを利用した発電方法のひとつ。

地熱発電は、井戸などを掘って、マグマで地中の水が温められ高温となった地下水からの高温の蒸気を取り出し、タービンをまわして発電します。

「フラッシュ方式」「バイナリ方式」

地熱発電には大きく2つの方法があります。地下の高温の蒸気を直接利用する「フラッシュ方式」と、沸点が低い別の流体を利用する「バイナリ方式」です。

フラッシュ方式は、数万kWの大容量の発電ができることが特長です。対して、バイナリ方式は、最大5,000kW程度の中小規模です。

バイナリ方式は、温泉レベルの温度でも活用できます。すでにある温泉熱(水)・温泉井戸などを利用した方式で、あらたな掘削、還元井などは使用しませんので、環境にもやさしい発電方法といえます。特に温泉が多い日本には、バイナリー発電が適していると言われています。

地熱発電のメリット

地熱発電は化石燃料をつかわずに発電できるので環境に優しいのはもちろん、地球内部のマグマの熱を使うのでエネルギー源の枯渇を心配する必要はまずありません。

また、太陽光や風力発電のように、季節や天候、時間帯などの影響を受けずに、安定した発電ができることも大きなメリットです。

課題は「建設コストが高い」ことです。事前の調査や発電設備の建設などもふくめ、運転開始までには通常10年以上と長い期間がかかります。

また、適した場所が国立公園の中であったり、温泉地であったりすることも、導入が進んでいない理由のひとつです。

これらの課題をクリアして活用ができれば、日本でもさらに大きな電力を創ることが期待できます。

この記事を書いた人:みちよ

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