実感の生の声をお届け。エコキュートの省エネ効果

エコキュートを使い始めたやまと社員が自宅の消費電力量をチェックすると、工事した日を境に大幅に削減されていることがわかりました。その省エネ効果をグラフで見える化して解説。後半では便利さゆえのちょっぴりドジな失敗談も教えてもらいました。
実録エコキュートの省エネ効果
昨年4月に電気温水器をエコキュートに取り替えた社員のKさんが、こんなことを話していました。

エコキュートの省エネ効果の高さを身をもって知りました。
ほんとすごいですよ。
そして見せてくれたのが以下のグラフ。自宅の1カ月分の電気使用量です。

エコキュートを設置したのが4月13日。この日を境にぐんと減っているのがわかりますか?
教えてくれたKさんは、夫婦と子どもの3人でオール電化の住まいに暮らしています。460Lの電気温水器を370Lのエコキュートに取り替えました。ネクストパワーやまとの「やまとの電気」を利用中で、PC・スマホで消費電力量をチェックしたときに大幅に減っていることに気付いたそうです。
ちなみに前月のグラフはこちら。


気温の違いはあるものの、ひと月の合計は
1013.40kWh→684.40kWh
という変化です。
沸き上げ時の消費電力量比較
沸き上げとは、エコキュートがタンクにためるお湯を毎日自動でつくる機能のことです。Kさんは深夜2時から6時に沸き上げするように設定しています。
取り替え前と後で同じ時間帯の消費電力量を比較すると


電気温水器の場合 20.2kWh
エコキュートの場合 5.7kWh
給湯以外の機器(冷蔵庫や待機電力など)も含めた電力量ですが、14.5kWhもの差が出ました。
ひと月約8000円のコストダウン
電力の削減量が電気代いくら分になるかを計算します。
仮に夜間の1kWhあたりの電力量単価が13.2円/kWh、再エネ賦課金が3.36円/kWh、燃料費等調整額が1.57円/kWhとすると
※上記の単価は2022年4月時点を想定しています。
1日あたり (13.2+3.36+1.57)×14.5=262.8円
ひと月あたり 262.8×30日=7884円
の電力コスト削減が可能になります。
省エネ以外にもこんなメリット
省エネ効果のほかにも生活の利便性がアップしたそうです。
スマホを使い遠隔操作ができる機能のおかげで、帰宅時間を逆算してお湯張りを開始し、帰ってすぐに温かいお風呂に入ることができるのだとか。
寒い雪の日、ゲリラ豪雨に降られた日、子どもが公園で泥だらけになった日、すぐにお風呂に入りたいシチュエーションはけっこうあります。

待たずにお風呂に入れるのがとてもいい! とても便利!
便利だけど…トホホな失敗談
便利さを語る一方で、遠隔操作ができるがゆえの失敗談も。

栓を閉め忘れたまま外出先からお湯張り開始。
お湯が全部流れてしまっていたということが何度かありました

それはショックですね・・・・・・
お風呂掃除のあとに必ず栓を閉める、栓のチェックを毎朝行うなど習慣にすることが大切かもしれませんね。
我慢しない省エネをおすすめします
できる範囲の節電、省エネに取り組むのはいいことです。ただしそれが我慢を伴うものであると、いつか限界を感じてしまうかも。
思い切って省エネ機器に取り替えることも選択肢に入れてみてください。
Kさんはエコキュートの導入前と後で消費電力量が大きく変わりました。やったことは機器の取り替えだけ。初期費用はかかりますが、電力コストを抑えられるのと同時に時短や快適性アップも叶います。

太陽光発電や蓄電池との組み合わせで
さらにエコ&経済的になりますよ