知る、学ぶ。
「太陽光発電」

最も身近な再生エネルギーといえば「太陽光発電」ではないでしょうか。まちでは設置している住宅をよく見かけるようになりました。
日本における導入量は、近年着実に伸びていて、導入実績は中国・ドイツとともに世界をリードしています。まさに日本を代表する再生可能エネルギーです。
目次
太陽光発電の特長

エネルギー源は空から降り注ぐ太陽の光。太陽が空に出ている限り発電が可能なため、基本的には設置する地域に制限はありません。
この太陽からの光エネルギーを電気に変換するのが「太陽電池」で、いくつか種類がありますが現在はシリコンが主流。異なる2種類の半導体を重ね合わせて作られています。1つ目の半導体には「プラス」が、2つ目の半導体には「マイナス」が集まりやすいという性質を使って、それぞれの両極をつなぐと電気が作られるようになっています。この仕組みが単純で管理がしやすく、導入のハードルが低いというメリットがあります。
また発電時に二酸化炭素などを出さないため、環境にやさしい、クリーンで持続的なエネルギーとして世界中で注力しています。
太陽光発電の課題

太陽光発電の普及と比例して、課題も目立つようになってきました。不適切な設計で台風や豪雨でパネル破損が起きる事例も。導入の際は、地域の特性をよく理解し実績のある業者えらびが大切です。
今後、主力電源として期待される一方、「地域との共生」「安全性の確保」「長期にわたる安定的な電気の供給」が重要課題です。
いま最も懸念されるのは、太陽光パネルの大量廃棄へのアプローチ。
一般的な太陽光パネルの保証期間は20年ほどですが、イコール寿命ではありません。保証期間終了と同時に廃棄するのではなく、適切なメンテナンスで30年、40年と使うことで廃棄量を半分にすることができます。
やまとも、太陽光発電の販売・施工だけでなく、その先を見据え、いち早くメンテナンス部門を確立しています。これからもできる限り設備を良い状態に保ち、長く発電できるよう、やまと長期の事業継続をお手伝いいたします。
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