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知る、学ぶ。
「RE100」。

「RE100」とは企業が自らの事業の使用電力を100%再生可能エネルギーでまかなうことを目指す国際的なイニシアチブ(積極的な取り組みの枠組み)です。

英語の「Renewable Energy 100%(再生可能エネルギー100%)」の頭文字をとって、「RE100(アールイーヒャク)」と呼ばれています。

企業によるCO2削減の取り組みで、誰でも知っているような国内外の有名企業が多く参加しています。

加盟企業は将来的に事業運営を100%再生可能エネルギーでまかなうことを宣言する必要があり、多くの企業がいつまでに何%達成という期限もあわせて宣言しています。

事業電力を100%再生可能エネルギーにするには?

現状、日本での再生可能エネルギーを調達する方法は大きく分けて3つあるようです。

❶再生可能エネルギーを事業者自らが発電する
❷電力小売事業者が提供する再生可能エネルギーの電力を購入する
❸グリーン電力証書などの環境付加価値の証書を購入する

みちよ

上記調達方法についてもっと詳しく知りたい方は、以下記事をぜひご参考にどうぞ!

再生可能エネルギーを自ら発電する方法は? 再生可能エネルギーの電力を購入するには? 環境価値の高い証書を購入するには?

この方法をとって、事業電力を100%再生可能エネルギーにしても、このほかにもクリアすべき高い基準や、毎年の報告義務などもあります。とくに世界あるいは国内における認知度・信頼度が優れていることや、主要な多国籍企業であることを満たすことがむずかしい中小企業にとっては、RE100への加盟は簡単ではなさそうです。

みちよ

中小企業向けに、参加要件のハードルを下げた「RE Action(アールイー・アクション)」などもあるようなので、ぜひ。

日本でも電気を選ぶ時代へ

これまで日本では、九州であれば「電気=九州電力」というように住んでいるエリアの決まった電力事業者から電力を購入するのが当たり前でした。

しかし、2016年4月1日から日本でも電力小売事業が全面自由化され、どこの電力会社から電気を買うか、自由に選べるようになりました。

事業電力を100%とまでいかなくとも、再生可能エネルギーの発電が多い事業者を選ぶことはできます。

事業電力を100%再生可能エネルギーにすることも、RE100加盟にすることも素晴らしいことですが、企業として、個人として、どのような電気をえらび、どのような未来へつなげたいのか向き合うことが大切です。自由な選択だからこそ、その責任とじっくり向き合ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人:みちよ

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