ホーム やまとの電気 電気で月2800円。 政府の電気・ガス価格激変緩和対策

電気で月2800円。
政府の電気・ガス価格激変緩和対策

電気代、ガス代がわが家史上最高値を更新した。そんな声があちこちで聞かれます。食品や日用品も値上げの波が止まりません。節約するにも限界はあります。
家庭や企業の経済的負担を軽くするため、政府は2023年1月から電気代、都市ガス代の値引き支援を開始しました。その名も「電気・ガス価格激変緩和対策事業」。やまとも参加しています。

電気やガスを使用する私たち(需要家)は手続き不要ですが、契約中の電気・ガス会社では適用されない場合も。制度の内容をきちんと理解しておきましょう。

電気・ガス価格激変緩和対策事業とは

エネルギー価格の高騰による電気・都市ガス料金の上昇に対応するため、政府が小売事業者を通じて料金値下げを実施し、需要家である家庭や企業を支援する事業です。事業は以下の流れで実施されます。

①電力・都市ガスの小売事業者が政府に申請する
②申請が採択された小売事業者へ政府から値引き原資が支給される
③需要家に値引きしたあとの電気(またはガス)料金が請求される

 出典:支援の仕組み|電気・ガス価格激変緩和対策事業(経済産業省資源エネルギー庁)より

電気やガスを使用する需要家(家庭や企業)は手続き不要で値引きを受けられますが、契約中の電力会社やガス会社がこの事業の採択を受けていなければ値引きは適用されません。

かんまり

電力・ガス会社が採択されていれば自動的に値引きされるということですね

大和電機グループのネクストパワーやまとは採択を受けているので、ご契約中の方は1月の使用分(1月検針日~2月検針日前日の使用分)から値引きが適用されます。

値引きはいつまで?

2022年10月の政府発表では2023年1月の使用分から同年9月の使用分までとなっており、それ以降の継続は未定です。
最新情報は経済産業省資源エネルギー庁の特設サイトでもご確認いただけます。

【追記】
2023年10月使用分以降の延長が決定し、同年12月使用分までこの対策は適用されることになりました。9月使用分と同じ値引き率で継続されます。

どのくらい値引きされるの?

電気料金

家庭や企業の使用量に応じた値引きを行います(画像左)。低圧と高圧で金額は異なり、2023年9月使用分は値引き単価が半額となります。

都市ガス料金

電気料金と同様に、家庭や企業の使用量に応じた値引きを行います(画像右)。

  出典:支援の仕組み|電気・ガス価格激変緩和対策事業(経済産業省資源エネルギー庁)より
かんまり

政府の試算では標準家庭で電気が月2800円(400kWh)、ガスが月900円(30㎥)の値引きとなります

値引きを受けられるかを調べるには

経済産業省資源エネルギー庁の特設サイトでは、採択を受けた事業者を検索することができます。ご契約中の事業者が掲載されているかご確認ください。このWebマガジンを運営している大和電機グループのネクストパワーやまとも載っています。値引きを行う事業者の一覧ページはこちら。(外部サイトへ移動します)

かんまり

値引き金額は対象期間の請求書、検針票、Web明細書などで確認できます

コストを見直すきっかけに

光熱費の補助にひとまず安堵しましたが、エネルギー価格の高騰がいつ落ち着くのか予測は困難。だから値下げ支援を受けられるこの期間は、電力やガスのコスト見直しにぜひあててみてください。使うのを我慢するのではなく、機器を替えたり使い方を工夫したりして省エネにつながることもたくさんあります。

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この記事を書いた人:かんまり

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